まずは足の説明です。とても好奇心旺盛で活発的な要素を持っています。外へ出ること、人と交流することも大好きです。また子供のような純粋な部分もあり人懐っこい一面もあります。
次は簡単な骨格の略図を使って足がどう変化したのかを説明します。
パッと見た目に分かりにくいのですが、beforeでは左股関節が内方へズレを起こし、膝下は拮抗して外、足首は内へと捻れ、体が倒れないよう左足指の爪先へ体重がかかりこれをささえるといい状況です。
afterでは左股関節の内方のズレが緩和した結果、本来の足幅に戻り、楽に体を支えられるようになりました。また左右の太ももの筋肉も整ったことにより股下にも余裕が出ています。
beforeでのお尻は左が大きく下に垂れていますが、股関節が整うことによりafterではこれが緩和しています。
それがこちらです。どうしても足幅が変わるとより太くなったととらえがちですが、afterが本来の状態です。
何故そうなるの?というと頭の使いすぎ、頭の緊張がそうさせるのです。頭を使うほど特に骨盤の中心である仙骨と左右の仙腸関節が圧迫され起きている時に働く『交感神経』の作用が強くなるからです。だからいつも頭を左右に振らないと落ち着かなくなります。例えるなら『やじろべえ』のような形です。
afterではその一点重心が両足の二点になり交感神経と副交感神経の切り替えができるようになり、頭の緊張も緩和しています。
もう一度前面の写真もアップします。afterでは特に太ももの外転筋が本来のサイズに戻ったのでズボンにスッと手が入るほどの余裕ができました。足首もしっかりとしまっていますね。
股関節が開く人、閉まる人
今回の施術では通常施術、腹部内臓調節、頭蓋顔面調節を行いました。特に頭蓋顔面調節で頭や顔の筋肉の疲れを抜くことが重要でこれにより股関節が開きやすい人は適度に閉まり、股関節が閉まりやすい人は適度に開く、命令系統の脳の位置が整うとこういった現象が起きるのです。
今回の感想
無理矢理に皮膚や筋肉をいじる美脚施術は後に体の歪みや捻れもひどくなります。美脚というのは細くて長い足ではなくその人の本来持つ大きさや長さにより近づけることでさらに全身の美しさが引き立つものだと実感しました。
山伏のお寺&整体院
本山派修験宗聖護院門跡末寺 菩提山 瑞光院の住職 瀬口一幢(せぐちいちどう)と申します。 バランス整体アトリエ椿の院長もやっております。 よろしくお願い致します。
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