治るも治らないも自分次第。自然治癒力が働いて初めて治ることに繋がるんだから待つことも必要です。
僕は『治す』ことはしません。基本的に『治療』は体に治ることを強要する行為だから自分がもし何か強い口調で強要されたら嫌ですよね。抵抗しますよね。それと一緒です。
整体は『癒す』ことにより自然治癒力を呼び起こします。呼び起こすくらいだから呼んだら待つんです。短時間長時間いろいろ差があります。
僕は正直『ゴッドハンド』というネーミングが大嫌いです。一発で治せる施術屋と思われるのも嫌です。
大したことのない軽度の症状ならその場もしくは施術直後に治ってしまいます。でも時間が経った慢性化の症状はそうはいかないのです。
慢性化の症状はいろんな感情が入ってきます。施術経過を問診した際
「まだ治りません」
と返事をされることがありますが、時には笑顔で時には何か自信たっぷりの口調での返事があります。
『治らない』ことに自信を持ってしまい、治療院を転々としてどんな治療家でも自分を変えられないというマイナス心理になってしまっているんですね。『優位に立ちたい‼️』という気持ちがそうさせているのですが、その原因が子供の頃、家庭環境、学校、職場などのどこかにあることが多いです。
整体師には整体師の体の見立てがありますが、まれに症状の原因を説明していると、スポーツジムやテレビで得た知識で強く意見されることがあります。これね、『他人に任せられない』っていう心理なんです。こういった場合は『怒り』の心が強いのでそれを増進させる原因も私生活に隠れているのです。
慢性化はほぼこういった歪んだ心が原因なので少しでも自分が変わろうと思えば和らぐのです。
整体の施術は好転反応が起きます。口で説明しても結構忘れているので、本当に好転反応が出たときが自覚する時だと思います。
これは整体師としての見立てですが、コロナワクチンを接種した方の体を見ていると毛細血管が疲労し、内臓が腫れています。特に今年8月を過ぎて多くなった気がしますが、今までのようにツボをとらえた施術をするとツボの皮膚が内出血することがあります。
ワクチンで免疫を作ろうと内臓が盛んに動きそれに見合う血液を心臓が盛んに送るので免疫ができた後はこれら全てがくたくたに疲労します。2回目の接種後、副反応を終えても体がスッキリしないのはこの疲労が原因です。特に毛細血管は多くの血液が通るので摩擦でボロボロになります。そこへ不純物が溜まり汚血となりさらに血管を疲労させるのでちょっと触るだけでも血管が切れて内出血するのです。
この場合の血液は汚れているのでむしろ内出血で出してしまったほうがよいです。
しかし時代が完全に変わりましたね。バランス整体の施術も今まで通りにはいかなくなりました。これからは自分の自然治癒力を最大限に生かして自分で治すことが求められてくると思います。その自然治癒力を呼び起こすための施術に少しずつ切り換えていこうと決意しております。
山伏のお寺&整体院
本山派修験宗聖護院門跡末寺 菩提山 瑞光院の住職 瀬口一幢(せぐちいちどう)と申します。 バランス整体アトリエ椿の院長もやっております。 よろしくお願い致します。
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