固定観念。僕にもあります。それがどうしても邪魔をする、でもその時がその固定観念からの卒業でもあり新しい発想が生まれる時でもあります。
これは女性の分野、男性の分野とかそんなことを耳にすることもあるけど、前職では『女性の職場』と言われた場所にいました。しかもその持ち場で男性の職員は僕だけ。
当時ノート型パソコンのフレームの加工、検査、梱包の仕事をしていました。最初はこの最終工程の担当がいないからという理由で呼ばれたわけですが、いざやってみると子供の頃作っていたプラモデルの経験がとても役立ちました。
ミリ単位のバリを除去するには普通のカッターナイフでは通用せず、角度やバリの固さ、大きさに合わせたオリジナルナイフを何本も作り、最後は加工したセラミック砥石をルータに取り付けて根こそぎバリを除去する道具も作りました。
作業効率はかなりアップしました。驚くほどの残業もやりましたが、発注先からのクレームは激減しました。
一人では作業が間に合わないため上司にお願いして男性の作業員を持ち場に入れてもらいました。結果、作業効率はアップしました。また、女性目線と男性目線が融合しているので製品の情報、加工箇所の追加の連絡事項などもスムーズでした。
ですが結局、北京オリンピック以降は受注がダウン。リストラになってしまいましたが…
施術の世界でもそうなんだけど、これは女性、男性って専門にしてしまっている部分あるけどあえてその逆をやってみると良い結果が得られることもあります。
今、腹部内臓セラピストの養成や美脚セラピーもやってるけど、本来なら女性同士でのものかもしれないですよね。でもね、ずっと施術をやってきて女性のお腹とか足を観察してると何となく元気が無い、この部分もうちょっと施術すると引き締まるかも⁉️なんてことがしょっちゅうでした。
腹部内臓セラピストの要である『乳腺バストケア』。これも僕が独自に考えたものです。きっかけは施術後にまだ違和感を訴える女性のお客さんがいて、全体を観察するとバストの位置が下がっていたり不揃いだったりしたからです。
だからここは男性の目線からどこを整えれば良いかを試行錯誤してバストを施術した結果、違和感を訴えることが無くなりました。ここで分かったのはお腹を整えるだけでなく、女性は特に乳腺が発達しているからここにかかるストレスを取らないと元気が沸き上がらないことが分かりました。
美脚セラピーも同じです。変な意味じゃなくて街でも電車や待ち時間で立っている時も女性の全身は目に入ります。特に足って目立つ。何となくむくんでいたり、痛そうだったり、だるそうだったり。逆に健康、元気な足は見ただけでも背筋がしっかり整って『頑張れ』って感じで元気をもらえる。そんな経験から女性の足の力、役目を感じ、できるだけ多くの女性の足を施術して美しく元気にして応援したいっていうのがきっかけです。
こんな感じで前職の経験が今の仕事に生かされることって本当にあるんで何でも経験しておくって大事ですね。年を重ねるほどに生きることが楽しくなってきます。
前職の経験から生まれたプーさんの美脚セラピー
痛くないですよ~
足ツボ棒、カッサなどの道具で足の甲、足裏を磨き研ぎ、腹部内臓調節でインナーマッスルや内臓周囲の毛細血管の血流促進、顔面頭蓋調節で顔と頭の筋肉をほぐし頭蓋骨の縫合を整える三層施術で足をキュッと引き締めます。
お気軽に施術を受けに来てくださーい
山伏のお寺&整体院
本山派修験宗聖護院門跡末寺 菩提山 瑞光院の住職 瀬口一幢(せぐちいちどう)と申します。 バランス整体アトリエ椿の院長もやっております。 よろしくお願い致します。
0コメント